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2019年10月23日 (水)

オランジュリー美術館コレクション

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https://blog.goo.ne.jp/marbo0324/e/16eb640c13f960de140fb7bec1e8eb34

 横浜美術館で「ルノワールとパリを恋した12人の画家たち~オランジュリー美術館コレクション~横浜美術館開館30周年記念」という長い名前の展示会を見た。おまけに「世界に愛される印象派とエコール・ド・パリのコレクション」とあり、これだけで十分に展示会の意図は分かるであろう。

 ルノアール・マティス・ピカソなど13人の画家たちの70点が来日。教科書で見るような名作ばかりだが、学芸員に一番値が高いのはどれ?と不躾な質問をしたら、写真一枚目のルノアール「ピアノを弾く少女たち」(1892)とのこと。これはオルセーにある有名な同名の本物?とは別物だが、何枚も同じモチーフで描いているうちの一枚とか。

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https://twitter.com/s_takenaka0821/status/857600708761321472

 オランジュリー美術館は2007年におサルさんと訪問したことがある。勿論、写真2枚目のモネの「睡蓮」がお目当てで、早朝に我ら日本人ツアーが部屋を独占した格好になった。1927年大作「睡蓮」を展示するために、テュイルリー宮殿のオレンジ温室を改造して造られたのがこの美術館の始まり。

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  その後、国に寄贈された画商ジャン・バルテルやポール・ギョームのコレクション140点を1965年に所蔵したが、今回その半分が来たことになる。ポール・ギョームは労働者からスタートしたが、パリで画商として成功し、夫婦で名のない画家たちのスポンサーとして支援した。たいへんな目利きで、モディリアーニなど多くの画家を無名の時代から発掘したと言う。写真3枚目の左が「新しき水先案内人 ポール・ギョームの肖像」(モディリアーニ、1915)、右がドランの「大きな帽子を被るポール・ギョーム夫人の肖像」(1928)である。

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 写真4枚目は、ルソーの「婚礼」(1905)、写真5枚目はマティスの「赤いキュロットのオダリスク」(1924)だが、他に、セザンヌ・モネ・ローランサン・スーティン・ドンゲン・シスレー・ユトリロなど、各人の代表作3-4点が展示されている。一般にxxx美術館展というのは、たとえ美術館名が有名でも、展示作品がバラバラの寄せ集めで、時代やテーマなどストーリー性に乏しく、余り面白くないものが多いが、今回は時代が決まっていて、何よりも画家が選りすぐりの有名13人だけなので優れた企画となったようだ。もっとも目利きの画商ギョームさんのお陰かな。

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