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2019年9月 4日 (水)

ラズパイ

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https://www.fabshop.jp/raspberrypi/rpi/

  「ラズパイ」と聞いて、はてパイの一種だったかなと思う人も多いかもしれない。かく言うウサギさんも知らなかったが、昨日の日経産業電子版によれば、写真のような「5ドルコンピュータ」の一種とか。5ドルと知って馬鹿にしてはいけない。GPUなど相当な計算能力と、入出力やネットとのインターフェース、LINUXのOSなどが使える立派なボードコンピュータである。

 2012年に英国のRaspberry Pi Foundationが教育用に開発したもので、小学4年のウシさんのロボット教室などの教材かもしれない。日経産業によれば、物をインターネットに繋ぐIOTの流れに乗って、爆発的にこれが産業用に売れて居ると。さすがに産業用の売れ筋価格は55ドル近辺らしいが、例えば防犯カメラでは、人物が映った時だけ情報をサーバに送るとかすれば、万事効率的である。つまり、ネットの端末側で大半の処理をしてしまうのだ。

 このラズパイのAIソフト開発は日本のベンチャーなどが得意で、珍しくグーグルより先行しているそうだ。結構高度な画像AI処理ができ、防犯カメラ以外にレジなし店舗カメラ、メロン栽培、格安ロケットなどへの用途開発が進んでいる様子。IOTともなると、インフラ・工場・店舗・物流・病院・農場・家庭などにそれこそ無限の潜在需要がある。ラズパイは既に2700万台世界で出荷しているが、シングルボード・コンピュータの世界のマーケットサイズは年680億円で、ラズパイは30%のシェアがあると。

 何故、こんなにラズパイが流行るのか? 一つは心臓部のマイコンは、ARM社仕様でRISCと言って命令数が少なく、低消費電力の優れものでIOT端末用にピッタリである。なお、英国ARM社は先年ソフトバンクの孫会長が、3兆円以上出して買収したので有名になったところ。ソフトも設計仕様がオープンで開発しやすいらしい。

 

 

 

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