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2019年8月13日 (火)

カシミール問題

Asdvgt

https://www.asahi.com/topics/word/カシミール問題.html

 カシミールがまたキナ臭くなってきた。カシミールは、インド・パキスタン・中国の三国の接点で、過去にもインド・パキスタン戦争、インド・中国国境紛争が起きるなど、事件の発火点となりがちな地域である。特にこの三国は核保有国で、もし軍事紛争に発展すれば、南アジアどころか世界の安全に重大な問題となる。かく言うウサギさんは、カシミール問題とは何か良く知らなかったので、この機会にちょっとお浚い。

 事の発端はインドとパキスタンが、戦後イギリスから分離独立したときまで遡る。当時のカシミール地方の藩王は、インドとパキスタンのどちら側に属するのか決断を迫られたが、藩王自身はインド側のヒンズー教徒であり、国民の大半はパキスタン側のイスラム教徒であったので悩んだが、結局1949年インドに属しながらも、上図のジャム・カシミール州は自治権を持つことで折り合いをつけた。なお、カシミ-ルの北半分はパキスタン領、東部の一部はチベット仏教徒が住む中国管轄地域である。

 ところが、70年たった今、インドはジャム・カシミール州がイスラムテロの温床になっているとして、突然自治権を剥奪し11月以降はインド領と宣言したのだ。驚いたパキスタンは、インドとの外交関係を縮小し、軍に厳戒態勢を取らせ、中国も反発している。インドは州と外部の通信を遮断し、地元の政治家ら数百人を拘束して、厳戒態勢下においているという。インドはヒンズー教徒が大半だが、それでも10%くらいのイスラム教徒を抱え、今回の問題でインド国内でも自爆テロなどの脅威が一層高まるとされる。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/カラコルム山脈

 カシミールは、標高8000m級のカラコルム山脈があり、パキスタンとの国境には世界で2番目の高峰K2(写真)が聳える。東洋のスイスと言われるほど自然資源に恵まれ、ジャム・カシミール州の西北端にあるスリガナルが観光の中心都市。なお、高級織物のカシミアは、この地方のカシミアヤギの毛から作られるそうだ。

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