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2019年8月14日 (水)

台風の強さ・大きさ

201908090005_top_img_a

https://weathernews.jp/s/topics/201908/090005/

 台風10号がお盆休みの日本を直撃するとして、連日のようにニュースで報道されているが、上図は9日朝時点のもので、5日前だがまだ上陸していない。珍しく足の遅い台風で、この間、台風の大きさは「大型」ー>「超大型」ー>「大型」へ、強さは「非常に強い」ー>「強い」ー>「無印」へと変わっている。また、上図の台風9号は大きさは「大型」だが、強さは「非常に強い」から「猛烈な」へと変わり、中国大陸に大きな被害を齎したらしい。これらの台風の強さや大きさの表現は、どういう基準で気象庁は都度発表するのか、関心をもってちょっと調べて見たーー我ながら暇だね。

 そもそも、「台風」とは北西太平洋の熱帯低気圧の中心部で、10分間平均の最大風速が17.2m/s以上のものを言い、南太平洋と北インド洋の同じ規模のものは「サイクロン」と呼ばれる。なお、北大西洋と北東太平洋で、平均風速32.7m/s以上のものが「ハリケーン」である。

 「台風」のうち、平均風速32.7-43.7m/sを「強い」、43.7ー54.0m/sを「非常に強い」、54.0m/s以上を「猛烈な」と言う。また、風速15m/s以上の強風域の半径が500-800kmを「大型」、800km以上を「超大型」と呼ぶ。ただ、平均風速32.7m/s以下や、半径500km以下は特に表示はない(無印)。

 昔は、強さで「弱い」「並の強さ」、大きさで「ごく小さい」「小型」「中型」などの正直な?小刻みの表現もあったが、組み合わせによっては、危険性が過小評価される事態が続出したので、これらの表現は2000年以降全て廃止され、強く・大型以下はきれいさっぱり無印になったらしい。

 「台風」は名の通り「風」であり、高潮や建造物の被害も大きいが、日本では何といっても台風による豪雨による土砂崩れや河川氾濫の災害が問題であろう。今回の10号も長期の居座りによる豪雨が心配されている。ただ、台風の階級は全て風が基準の分類によるもので、雨の予測によるクラス分けは難しいかも。雨雲は台風の周辺にあり、しかも気まぐれなまだら模様でもある。

 ところで、台風はかなり前から警戒されるので、我々の準備があるせいか、結果として大したことはない幸いなケースも多いであろう。反面、予想外にダメージが大きいのが、「爆弾低気圧」とか「猛烈に発達する低気圧」とか呼ばれるもの。温帯低気圧のうち、12時間以上にわたって中心気圧が1時間に1ヘクトパスカル以上低下するもので、時々台風並みに発達する。

 

 

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