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2019年8月

2019年8月30日 (金)

ラニアケア

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https://ameblo.jp/unleash-rie/entry-12447157257.html

 藪から棒だが、「ラニアケア」と聞いて何物か分かった人は相当な物知りであろう。2014年に発見された、我らの天の川銀河が所属する超巨大銀河団(写真)のことである。発見者の一人はハワイ天文台の研究者で、ハワイ語で「無限の天空」という意味とか。昨夜のNHKBSプレミアム「コズミックフロントNEXT」で仕入れた知識。

 もともと、2億光年の遠くにとんでもなく大きな力で銀河団を引っ張る「グレート・アトラクター」と言う重力源が発見され、それを追っているうちに「ラニアケア」を見つけたらしい。10万個もの銀河が川のように流れて吸い寄せられていて、天の川銀河も10万個の一つである。美しい火の鳥は5億光年の大きさで、我らは写真の左下の赤点にちょこっと位置する感じ。「ラニアケア」の他にも、「ペルセウス座・うお座超銀河団」、「かみのけ座超銀河団」、「シャプレー超銀河団」などの存在が確認されていて、もっと広い範囲の宇宙の地図つくりが進んでいると。

 ここで「星の数」のお浚いをすると、天の川銀河には2000億個もの太陽のような恒星があり、天の川銀河はさらに他の1000個以上の銀河とで「おとめ座銀河団」をつくる。おとめ座銀河団は、さらに30個以上で「ラニケニア超銀河団」を成すが、驚くことに宇宙は広大無辺で、「ラニアケア」は全宇宙の100万分の一を占める規模とか。

 以下はネット情報だが、以前は全宇宙は2000億個の銀河からなるとされてきたが、最近の研究ではこれは観測できる範囲のことで、見えない宇宙を含めると2兆個も銀河がある。つまり、太陽のような恒星は、2000億の2兆倍も存在することになる。まさに統計的には何があってもおかしくないべらぼうな数字ではある。

 

 

2019年8月26日 (月)

原三渓の美術

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https://iwalkedblog.com/?p=36353

 久しぶりに横浜美術館で「原三渓の美術」展を見た。キャッチが他に沢山付くーー伝説の大コレクション。幻の至宝、横浜に里帰り。生誕150年・没後80年記念。横浜美術館開館30周年記念ーーこれらでだいたいブログの内容は尽きている。

 先日のNHK日曜美術館でも「原三渓、美の理想郷を追い求めた男」との特集を放送したーー秀吉ゆかりのお堂や三重塔。横浜に古い名建築を集めた知られざる広大な庭園がある。5000点に及ぶ美術品を集めた、大都市の中心地にある大邸宅云々。

 三渓園(写真一枚目)は、我々横浜市民は良く知っているが、全国級の名所としては、中華街・元町・みなとみらいには及ばないかも。NHKに「知られざる大庭園」などと言われるのは、本牧は足場が若干悪いせいか。もっとも、集めた美術品は戦後に横浜市の管理となったが、全国にバラバラに散ってしまい、今回、初めての再集合らしいから仕方がないか。

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https://shae-bear.com/archives/4959

 ご承知のように、三渓園は原三渓(富太郎)(1868-1939 写真2枚目右)が造園した。三渓は岐阜県出身で、東京専門学校(現早稲田大)を出て、跡見女学院で歴史を教えているとき、横浜の豪商原善三郎の孫娘の屋寿(写真2枚目左)と知り合い婿養子となった。その後、生糸貿易で巨額の財を成し、世界遺産の富岡製糸場を経営するなど製糸業にまで手を広げ、横浜興信銀行(現横浜銀行)頭取にまでなる。

 古美術コレクター、茶人、下村観山ら芸術家のパトロンで、自らも書画をよくしたアーティストでもあり、インドの詩人タゴールや、文化人の和辻哲郎や夏目漱石らとも親交があった。関東大震災後には、横浜の復興に私財を投じ、以降、美術品の購入はパッタリ止まったという。

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http://izucul.cocolog-nifty.com/balance/2005/07/post_0df9.html

 今回、国宝6点、重要文化財19点を含む三渓旧蔵の美術品や茶道具など150件を展示。目玉は井上馨から巨額を払って買ったという国宝「孔雀明王像」(写真3枚目、国立博物館蔵)だが、展示期間外とかで見られず。古美術や茶道具は正直ウサギさんの理解を超えているが、パトロンとしての下村観山、菱田春草、横山大観、安田靫彦、小林古径、前田青邨などの作品は親しみやすい。

2019年8月22日 (木)

グリーンランド

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https://twitter.com/rockbbc

 子供たちがまだ小さいころ、テレビアニメの「小さなバイキング・ビッケ」(写真1枚目)で、「グリーンランドにお散歩さ」との歌詞があった。このグリーンランドが最近ニュースを賑わしているが、例のごとく、ウサギさんがグリーンランドをほとんど知らないことに、今更、気が付きちょっと調べた。ただし、特に目新しい情報はない。

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https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082200193&g=int

 ご承知のように、トランプ米大統領が、過去、アラスカをアメリカがロシアから買った歴史を勉強したのか、グリーンランドをデンマークから買いたいとして調査を命じた。まさに、不動産屋の売買感覚で、中国が資源に目をつけて手を出しているので、先に唾をつけようという魂胆である。これに対してデンマークのフレデリクソン首相(写真2枚目)は、「馬鹿げている」と一蹴したが、トランプは「むかつくし不適切だ」として、急遽、両国の首脳会談をドタキャンした。 まあ、子供じみているやりとりで観衆には面白いが、一国のトップらしからぬ言動ではある。

 ちなみに、1867年アメリカがアラスカをロシアから買った値は、当時の720万ドルと信じられないほど安かったが、米国世論は「巨大な保冷庫を買った」と非難した。ところが、結果はその後金が出るなど、この取引はアメリカにとって大成功であったと。なお、1946年トルーマン米大統領が、グリーランドを買おうとしたが、その時の提示額は1億ドルである。今回のトランプの腹積もりは分からない。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/グリーンランド

 グリーンランドは、北大西洋と北極海の間に位置する世界最大の島(写真3枚目)で、面積は日本の5.7倍もある。一応、北アメリカ大陸に属し、中央あたりにアメリカの通信基地があるそうだ。デンマークの元植民地だが、現在はデンマーク本土やフェロー諸島と対等の立場でデンマーク王国を形成する独自の自治政府である。人口は約5万6千人で、ほとんどはカラーリットと呼ばれるイヌイットの一種。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/グリーンランド

 全島の80%以上は氷床と万年雪に覆われ、氷の厚さは3000mに達する処もある。最高峰は3694mのギュンビョルン山(写真4枚目)。産業は漁業中心で、なかでもエビの輸出が半分以上を占める。一方、温暖化で氷が溶けだし開発が容易になりつつあり、中国が目を付けた鉱物資源や、特に原油の大量埋蔵が期待されるそうだ。982年、赤毛のエイリークがグリーンランドを発見し、入植者を募るため「緑の島」と命名したが、15世紀には大量の白人入植者が原因不明で絶滅しているのが発見され、カラーリットのみが残るという悲惨な歴史があるらしい。

 

 

  

2019年8月20日 (火)

超音波内視鏡検査

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https://masterofeus.com/2019/03/10/qandaでまなぶコメディカル、メーカーの方のための/

 港南台の南部病院で「上部消化管・内視鏡検査」をうけた。分かりやすく言えば、超音波内視鏡(EUS)(写真一枚目)を使った膵臓ガンの検査である。膵臓は胃の後ろにあって検査しづらく、普通、外部からの超音波検査やMRIでも判りにくいので、直接、超音波のプローブを体内に入れるらしい。超音波内視鏡は、胃カメラに超音波探触子を合体したもので、1992年から実用されてきたと。

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https://masterofeus.com/2019/03/10/qandaでまなぶコメディカル、メーカーの方のための/

 ウサギさんの場合は、3年ほど前の他のMRI検査でたまたま膵臓の中に、膵のう包(写真2枚目)が見つかり、血液検査(腫瘍マーカー)、MRI検査で定期的に観察してきたがはっきりせず、今回の検査となったもの。膵臓ガンは自覚症状がなく、検査が難しいこともあって、その発見が一番遅れるガンとしても有名で、5年後生存率(写真3枚目)でも分かるように、ガン平均の60%と比して、5-7%と最悪である。

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教えて健康.com/suizou-gan

 ただ、この検査は胃カメラなどの3倍(30分)の時間がかかり、麻酔や鎮痛剤・鎮静剤を使用するので、終了後に迎えの人が必要になるなど、ちょっと大ごとではある。事前に、検査を受けること自体、鎮痛剤・鎮静剤の使用、院内製剤の利用の3件に関して、署名が求められた。結果オーライを祈るのみ。

  

2019年8月16日 (金)

飛行機はなぜ飛ぶのか分かっていない?

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m-riron.sakura.ne.jp/?page_id=360

 台風と猛暑で出歩けないので、ネットサーフィンをしていたら、2019年6月18日の日経ビジネスに「飛行機がなぜ飛ぶか分からないって本当?」という記事を見つけた。日経の記者は、早速、松田卓也元神戸大教授に教えを乞うと、100年前からなぜ飛ぶのかは分かっていたが、その一般への説明が長い間間違っていたという。なお、説明図は全てブログ「M理論の部屋」から拝借した。

 間違った説明は、第1図で翼の両面を流れる空気は翌端で等時間を経て合流するが、膨らんだ翼の上面の方が距離が長いので速度が速くなり、ベルヌーイの定理で圧力が下面より下がって揚力を得るというもの。従来の教科書は80%以上はこの「等時間通過説」で、かく言うウサギさんもてっきり正しいと思ってきた。

 ところが、考えて見ると、何故、等時間でなければならないのか? 事実、実測すると等時間ではないし、だいたい背面飛行ができたり、平らな翼の紙飛行機が何故飛ぶのか説明ができないのだ。 

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 そこで正しい説明が登場する。なんと翼の膨らみではなく、翼の後ろの端の形状(第2図)が問題で、もし刃物のように尖っていると、上面と下面の気流がスムースに合流し、難しいがこれを「クッタの条件」を満たすというらしい。クッタの条件を満たすと、翼の上面下面を取り巻くようにエネルギーの渦が循環するよし。クッタ(独1867-1944)が1902年にもう発見している「循環理論」とか。

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 この循環する渦のエネルギーは、第3図のように、翼の上下の空気の流れに若干の差を生じさせ、速度を変化させるので、やっと、ベルヌーイさんが登場して浮力が生まれる。つまり、背面飛行も紙飛行機も飛べるようになったわけである。

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 ただ、この循環エネルギーは実測できないが、一部の飛行機雲の正体とか。翼の周りの渦は、第4図のように翼の先端からロープのように飛び出し、これを「翼端渦」と呼ぶが、渦の中の気圧が下がって水滴ができ飛行機雲となる。飛行機雲は一般にはジェット燃料の排気ガス中の水分であるが、「翼端渦」による飛行機雲はクッタの循環理論の証明でもあると。

 だが、何故、長い間この似非科学ともいえる「等時間通過説」が信じられてきたのか不思議である。世の中案外こんなものか。これにはNASAも警告を発してきたとか。

2019年8月14日 (水)

台風の強さ・大きさ

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https://weathernews.jp/s/topics/201908/090005/

 台風10号がお盆休みの日本を直撃するとして、連日のようにニュースで報道されているが、上図は9日朝時点のもので、5日前だがまだ上陸していない。珍しく足の遅い台風で、この間、台風の大きさは「大型」ー>「超大型」ー>「大型」へ、強さは「非常に強い」ー>「強い」ー>「無印」へと変わっている。また、上図の台風9号は大きさは「大型」だが、強さは「非常に強い」から「猛烈な」へと変わり、中国大陸に大きな被害を齎したらしい。これらの台風の強さや大きさの表現は、どういう基準で気象庁は都度発表するのか、関心をもってちょっと調べて見たーー我ながら暇だね。

 そもそも、「台風」とは北西太平洋の熱帯低気圧の中心部で、10分間平均の最大風速が17.2m/s以上のものを言い、南太平洋と北インド洋の同じ規模のものは「サイクロン」と呼ばれる。なお、北大西洋と北東太平洋で、平均風速32.7m/s以上のものが「ハリケーン」である。

 「台風」のうち、平均風速32.7-43.7m/sを「強い」、43.7ー54.0m/sを「非常に強い」、54.0m/s以上を「猛烈な」と言う。また、風速15m/s以上の強風域の半径が500-800kmを「大型」、800km以上を「超大型」と呼ぶ。ただ、平均風速32.7m/s以下や、半径500km以下は特に表示はない(無印)。

 昔は、強さで「弱い」「並の強さ」、大きさで「ごく小さい」「小型」「中型」などの正直な?小刻みの表現もあったが、組み合わせによっては、危険性が過小評価される事態が続出したので、これらの表現は2000年以降全て廃止され、強く・大型以下はきれいさっぱり無印になったらしい。

 「台風」は名の通り「風」であり、高潮や建造物の被害も大きいが、日本では何といっても台風による豪雨による土砂崩れや河川氾濫の災害が問題であろう。今回の10号も長期の居座りによる豪雨が心配されている。ただ、台風の階級は全て風が基準の分類によるもので、雨の予測によるクラス分けは難しいかも。雨雲は台風の周辺にあり、しかも気まぐれなまだら模様でもある。

 ところで、台風はかなり前から警戒されるので、我々の準備があるせいか、結果として大したことはない幸いなケースも多いであろう。反面、予想外にダメージが大きいのが、「爆弾低気圧」とか「猛烈に発達する低気圧」とか呼ばれるもの。温帯低気圧のうち、12時間以上にわたって中心気圧が1時間に1ヘクトパスカル以上低下するもので、時々台風並みに発達する。

 

 

2019年8月13日 (火)

カシミール問題

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https://www.asahi.com/topics/word/カシミール問題.html

 カシミールがまたキナ臭くなってきた。カシミールは、インド・パキスタン・中国の三国の接点で、過去にもインド・パキスタン戦争、インド・中国国境紛争が起きるなど、事件の発火点となりがちな地域である。特にこの三国は核保有国で、もし軍事紛争に発展すれば、南アジアどころか世界の安全に重大な問題となる。かく言うウサギさんは、カシミール問題とは何か良く知らなかったので、この機会にちょっとお浚い。

 事の発端はインドとパキスタンが、戦後イギリスから分離独立したときまで遡る。当時のカシミール地方の藩王は、インドとパキスタンのどちら側に属するのか決断を迫られたが、藩王自身はインド側のヒンズー教徒であり、国民の大半はパキスタン側のイスラム教徒であったので悩んだが、結局1949年インドに属しながらも、上図のジャム・カシミール州は自治権を持つことで折り合いをつけた。なお、カシミ-ルの北半分はパキスタン領、東部の一部はチベット仏教徒が住む中国管轄地域である。

 ところが、70年たった今、インドはジャム・カシミール州がイスラムテロの温床になっているとして、突然自治権を剥奪し11月以降はインド領と宣言したのだ。驚いたパキスタンは、インドとの外交関係を縮小し、軍に厳戒態勢を取らせ、中国も反発している。インドは州と外部の通信を遮断し、地元の政治家ら数百人を拘束して、厳戒態勢下においているという。インドはヒンズー教徒が大半だが、それでも10%くらいのイスラム教徒を抱え、今回の問題でインド国内でも自爆テロなどの脅威が一層高まるとされる。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/カラコルム山脈

 カシミールは、標高8000m級のカラコルム山脈があり、パキスタンとの国境には世界で2番目の高峰K2(写真)が聳える。東洋のスイスと言われるほど自然資源に恵まれ、ジャム・カシミール州の西北端にあるスリガナルが観光の中心都市。なお、高級織物のカシミアは、この地方のカシミアヤギの毛から作られるそうだ。

2019年8月 9日 (金)

安全資産「円」

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http://blog.livedoor.jp/sky7777777777/archives/52242729.html

 トランプ米大統領が対中国追加関税第4弾を発すると発表してから、世界経済不況到来の予測から、世界の株価は下がり、資産は「安全資産」へ急速に移行しているようだ。一番の安全資産と見なされるのは、昔からなじみの深い「金」で、事実「金」の価格は俄かに急騰し始めたらしい。

 ところが、米ゴールドマン・サックスは、相場ショック時のマネー逃避先は、「金より円が有利」と発表した。そのせいかどうか分かぬが、円は全ての外貨に対して急騰中で、日本の経済特に輸出には大いにマイナスとなる。この「円は安全資産」という神話は、どこから、何故生まれたのであろうか? ちょっと興味をもってネットで調べて見た。

 ともかく、日本人としては、日本の経済状態は、ここ30年近く全く低迷していると感じているであろう。高齢者貧困問題、非正規労働者貧困問題、続く世界最低の金利、企業の世界的地盤沈下、GDPで中国に抜かれ、一人当たりのGDPでも韓国に並ばれかけ、原発事故の後始末にてんてこ舞いと良いところは皆無であって、「円が世界で一番の安全資産」など「ふざけるなよ」と言いたくなる。

 ところがである。調べると世界はもっと大変らしい。イギリスは国自体が存亡の危機であり、シリア・イラン・ホルムズ海峡などキナ臭い地域は多数ある。元気な中国もアメリカとの貿易戦争中だし、ベネズエラに至っては国民全員が国外へ逃げ出しそうな気配だ。そんな中で、日本の政情は比較的安定しているし、財政赤字は異常に大きいが、外国から借金しないで済むのは素晴らしい、金利も下がるところまで下がっているので、これから下がる他の外貨に比して買いの余地があるという事らしい。

 だが、デジタルに「円が安全資産」であることを示す直接的なエビデンスの一つは対外純資産の多さであろうか。上図に示すように日本は300兆円を超え世界一である。27年間も世界一位で、昔は株への投資が多かったが、最近は企業買収が多いとか。ただ、海外資産が多いのは、国内の投資先が少ないので、仕方がなく海外に向かうので喜んでばかりはいられない。27年間も1位と言うことは、この27年間の国内経済不振とも符合する。

 余談だが、この海外純資産でドイツが最近中国を抜き、急速に増やしていて、いずれ日本は抜かれるに違いないと。ドイツ人は相変わらず勤勉だが、EUのなかで外貨を一人稼ぐドイツは、「ユーロにタダ乗り」しているとも揶揄されるそうだ。戦前の日独同盟が何となく思い出されるのはウサギさんの年のせいかな

 

 

2019年8月 7日 (水)

朝鮮半島の実力

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https://www.sankei.com/world/news/180527/wor1805270022-n1.html

 韓国の文大統領(写真右)は、日本の輸出管理強化に反発して、「北朝鮮との経済協力に成功すれば、一気に日本に追いつける」と、日本を挑発するような発言をした。もし南北を統一したら、朝鮮半島はどの位の国力になるのか、ウサギさんはちょっと興味があったので試算して見たが、結果はどうも朝鮮日報が言う通り、文大統領の「絵にかいた餅」のようだ。

 朝鮮日報は、また、北朝鮮を「技術も資源も市場もない世界最悪の貧困国家」とし、「低賃金労働の利用以外に何ができるのか。そんな国と経済協力して世界最高の技術大国(日本)に一気に追いつくとはどんな魔法か」と、手厳しく文大統領を批判している。別の韓国の中央日報紙も「北朝鮮の相次ぐミサイル発射挑発の中で、突然の平和経済メッセージには説得力がない」としている。また、朝鮮日報は「大統領の言動で不安になるような国民はどこへ行くのか」と指摘する。

 ウサギさんは、朝鮮半島となんの関係もないから、ネットで単に数字を調べて客観的にまとめたもので、政治的なバイアスは全くかかっていない。まず、国土面積だが、韓国が9.8万平方㎞、北朝鮮が12万で北の方が若干広いが、半島の計21.8万は日本の37.8の約58%である。日本が南北に細長いせいか、意外に半島は東西に幅があって大きいのだ。人口は、韓国51百万人、北朝鮮25で南の方が人口稠密であり、半島計での76は日本の127の約60%にあたる。人口密度は半島と日本とはなぜかほぼ同じであることが分かる。

 問題はGDPで、2017年の調べでは、韓国は1兆5307億弗だが、北朝鮮は僅か307で韓国の実に1/50しかない。半島計の1億5614は、日本4億8604の32%に相当する。一人当たりのGDPでは、韓国人30013弗、北朝鮮人1228、半島人計20555、日本人38271で、韓国人は日本人の78%、北朝鮮人は3%、半島人は54%にあたる。GDPは国家の経済制度などにも左右されるので比較は難しいが、北朝鮮の年間一人当たりGDP1228弗(年間約13万円)は、世界の貧困国家と言われても仕方がないであろう。

 最後に余り触れたくないが軍事力はどうか。グローバル・ファイアーパワーが、ずばり世界の軍事力ランキングを発表している。単なる兵員数や兵器数のみでなく、経済力や地政学などを加味した総合ランキングである。これによれば、韓国は12位、北朝鮮は23位、日本はなんと7位である。参考に、1位アメリカ、2位中国、3位ロシア、4位インド、5位フランス、6位イギリス、8位トルコ、9位ドイツ、10位エジプト、11位イタリアとか。

 具体的な兵員数、兵器数などになってくると、韓国や北朝鮮は日本を大いに凌駕するので書くのが嫌になるが、若干、披露すると、兵員数は韓国583万人、北朝鮮645と日本の31を圧倒し、戦闘機数は韓国406、北朝鮮458で日本288、戦車数は韓国2654、北朝鮮5025に対して日本は700しかない。主要艦艇数では韓国166(空母1)、北朝鮮967、日本131(空母4)である。軍事予算は、韓国438億弗、北朝鮮75、日本438。

 数字で見る限り、日本は劣勢だが、総合評価で7位の軍事力ありとされるのは、兵員と兵器の質の高さらしい。特に韓国の兵士は徴兵制度なので、若者の間に厭戦気分が蔓延し士気が下がっているとか。また、韓国、北朝鮮ともに兵器が旧式で、比較的最新の兵器を揃えるのに熱心だった日本の敵とはならないそうだ。特に、韓国、北朝鮮ともに陸軍の整備に重点を置いているが、知らなかったが、日本は空軍と海軍では、実はアメリカに次ぐ世界2位の軍事力があるとかないとか。おいおい、戦前の亡霊はもう沢山ですよ

 ところで、北朝鮮がミサイル発射実験を何度もするので、北朝鮮のミサイルに日本人はやけに詳しくなったが、日本自身のミサイルはあまり知らないであろう。だが、日本にも迎撃ミサイルなどは沢山あり、地対艦ミサイルなどは、世界最先端の実力があるそうだ。ただ、もし核ミサイルを北朝鮮が持てばバランスは様変わりするかもしれない。

 

 

2019年8月 4日 (日)

道化師

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https://images.uncyc.org/ja/4/4c/Boris_Johnson.jpeg

 英会話のS校は事情があってもう止めたが、通っていたころに上記の写真を先生に見せられて、これは何をしているところか、何故こうなったのか、今後どうなると思うかとの推理を生徒に言わせる趣向があった。答えは、2012年のロンドン・オリンピックで、英国が初の金メダルをとり、それを祝してロンドン市長がジップラインに乗ったが、途中空中でひっかかり大声で助けを求めたのが、世界中にYoutubeなどで報道され有名になったもの。この道化師役を演じたのが、実は最近英国首相になったボリス・ジョンソンである。

 最新の日経ビジネスに珍しく舛添前都知事のインタビュー記事が載っている。都知事のとき、ロンドン市長だったジョンソンと何度か会ったことがあるらしい。ジョンソンはイートン校・オックスフォード大卒業のエリート中のエリートで、そのイメージを出さないため人前ではわざと髪をボサボサにすると言う。「ボリス」とファーストネームで呼ばれる珍しい人気政治家だが、これはマスコミ出身で、ラジオ番組にて「はい、ボリスです」と言って登場したから。

 放言癖やフェイクニュースを流すポピュリズムの政治家として、「イギリスのトランプ」とも呼ばれるが、不動産業出身のトランプと違うのは、一応、ロンドン市長として、オリンピックや自転車の普及などの行政実績がある点とか。ただ、自分の確とした意見がなく、国民受けを気にする日和見的なところが、今後のEU離脱問題などでどうなるか不明である。だが、舛添によれば「道化師のメッキを剥がしたら金」かも知れないと。

 ここからは、ウサギさんの独り言だが、まあ、北アイルランド問題など、BREXITの解がない状態で政権を引き継いだのは不運としか言いようがない。一応、技術革新により、北アイルランドとの国境関税問題は解決でき、10月には合意なき離脱するとジョンソンは強気のようだが、その裏付け確証は得られていないようだ。最後は、北アイルランドは独立し、つれてスコットランドも独立するような予感がする。

 

 

 

 

 

 

 

2019年8月 3日 (土)

ウグイス

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https://kotobank.jp/word/ウグイス-34381

 早朝、散歩をしていたら「ホーホケキョ」の鳥の大声がどこまでも追いかけてくる感じでびっくりした。最近、各家の庭木が大きくなって、横浜南部の住宅地でも「ホーホケキョ」が結構聴けるようになったのかも。ところで、鳥の正体はなかなか見えない。ウサギさんは、鳥にも無知で夏に鳴くのはホトトギスかなと思ったが、おサルさんに聞くとウグイスに決まってるでしょうとのこと。

 ネットで調べると、ウグイス(写真一枚目)は春先から鳴き出すが8月でもまだ鳴くそうだ。鳴くのはオスで自分のテリトリを声高に連呼で誇示し、もし「ケケケ」と急に声が変われば、敵が侵入したための警告音とか。美声でオオルリ・コマドリと日本三鳴鳥と呼ばれるらしい。スズメの仲間でサイズも似ている留鳥。

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http://wbsj-kyoto.net/zukan/2013/04/post-229.html

 一方、ウサギさんが間違えたホトトギス(写真2枚目)は、ウグイスより一回り大きめでヒヨドリサイズのカッコウの仲間。渡り鳥で5月ごろから鳴きだすそうだ。「特許許可局」とも聞こえる激情的なさえずりが、多くの日本文学・詩歌などに登場するが、状況から判断してウグイスと取り違ているケースが多いとか。川柳の「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」、「鳴かずとも鳴かせて見せふ杜鵑」、「鳴かぬなら鳴くまで待つよ郭公」などは、ウグイスのこととか。

 なお、ホトトギスはウグイスの巣に托卵するのでも有名。鳴き声を取られるなど、まさにホトトギスはウグイスの天敵である。ホトトギスの仲間のカッコウは、ホオジロ、モズなどの巣に托卵するそうだ。

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https://blogs.yahoo.co.jp/gulliverbros/66012797.html

 「梅にウグイス」などと言うが、改築前の我が家の庭の梅の木に2月頃くるのは、決まってメジロであったと思う。メジロもスズメの仲間でサイズもウグイスと似た留鳥。そのせいか、メジロとウグイスは混同されがちらしいが、ウグイスは警戒心が強く藪の中などに潜み、梅の木に止まることはないそうだ。「ウグイス色」と言うのは、実はメジロの色で、実際のウグイスは地味な茶色である。

 メジロは横に並んで枝に止まる変わった習性があり(写真3枚目)、「目白押し」の語源である。

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