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2019年6月 1日 (土)

「令和おじさん」

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https://www.news-postseven.com/archives/20190412_1350954.html

 「令和おじさん」こと菅義偉官房長官(写真)が、次期首相候補として脚光を浴びている。「平成おじさん」の小渕恵三が、元号発表後に首相になった類推かも知れないが、菅は先月には官房長官としては異例の外遊をし、本命のアメリカへ挨拶までしている。

 衆議院の菅の選挙区は、ウサギさんの神奈川2区(西区、南区、港南区)であり、小選挙区になった1996年以来8回の選挙はすべて当選している筈。「私はブレない」と書いたポスターは、それこそブレずにずっと方々に貼ってある。

 ところで、4月の選挙で三選を果たした黒岩神奈川県知事は、気分をよくしたのか、先日の参議院選挙自民党神奈川県決起大会で、「菅さんは令和のおじさんになって急浮上した」、「衆議院選挙との同時決起大会にすべきかは、菅さんに聞くがよい」、「神奈川県に、菅、河野、小泉と3人の総理候補がいるとは頼もしい」などと挨拶したらしい。自民県連では表現がどぎつく、不快感を持った人も多いとして抗議し、知事は菅に後日謝ったという。自民党からすれば、知事などはまさに小僧っ子扱いである。

 菅の官房長官在任期間は6年6か月と最長であり、記者会見数も2400回を軽く超え、ギネスブックものだそうだ。その間、横浜の自宅に一切泊まらず、赤坂の議員宿舎に詰めて6歳年下の安倍首相に仕えてきたと言う。また、陰の首相と言われる力の源泉は、物凄い情報収集力と、自分が創った内閣人事局である。全上級官僚600人の人事権を握り、自分の意見に少しでも異をとなえる者は容赦なく外してきたらしい。従って、首相や内閣府の意向を役人が忖度するというが、実は菅を怖れ忖度するのだ。

 菅の経歴は異色でまさにたたき上げである。最近の主な政治家は、安倍・河野・小泉など2世議員出身がほとんで、昔多数派だった官僚出身者はもう珍しいであろう。一方、菅は秋田の農家出身であり、高校を出て夜汽車で上野着の集団就職組である。板橋の段ボール工場で働き、夜学で1973年法政大を出て、建電設備会社に勤めた。その後、横浜の小此木衆議院議員の秘書から、1987年横浜市会議員となったが、ここでも人事に辣腕を振るい、陰の横浜市長と呼ばれたらしい。1996年衆議院議員に初当選。2006年総務大臣に就任し、このころから安倍と盟友関係になったと。

 

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