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2018年11月

2018年11月29日 (木)

ゴーンと英国EU離脱

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https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/112800906/?ST=smart

 毎朝の新聞トップ記事は、ずっと日産のゴーン(Ghosn)のスキャンダル関連だが、最近、英国のEU離脱(ブレグジットBrexit)記事が、ぼつぼつ混じるようになった。この二つの大事件は全く無関係と思っていたが、日経ビジネスによれば、この二つは英国日産社にとっては大問題らしい。「風と共に去りぬ」(Gone with the Wind)をもじった、Ghons with Brexitとならぬ様に祈る。

 日産の英国工場(写真)は、イギリス東北部のニューキャッスル近郊のサンダーランドにあり、年間生産台数は50万台で、全英国の30%を占める大工場。80%はEUなどへ輸出しており、イギリス最大の輸出貢献企業の一つだそうだ。1984年スタートだから、創立時はゴーンとは無関係だが、ここ20年近くゴーンが英国政府首脳と関係が深かったこともあり、今後、日産のトップがどうなるかを、7000人の従業員は固唾をのんで見守っていると言う。というのは、この地域には他に目ぼしい働き場がないからとか。

 一方、英国のEU離脱については、EU首脳会議で離脱協定案と政治宣言案が承認された。しかし、英国にとって不利な協定案だとして、英国議会が否決する可能性が高まっている。その場合は、離脱条件などで合意することなく、2019年4月より無秩序に英国がEUから離脱し、今は不要な通関手続きや関税が生じる事態になりかねない。

 これはサンダーランド工場にとって最悪のパターンである。同工場は多くの部品を欧州各国から調達している。通関手続きや関税の導入は、トラックが長蛇の列をつくるなど物流を混乱させ、生産コストの上昇を招いてしまう。そのため、英国日産の生産台数は縮小される可能性が高い。さらに悪いことに、最近、英国日産の業績が悪化しているので、Brexitはこれに追い打ちをかけることになると。

2018年11月24日 (土)

麻生の都県境

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https://www.townnews.co.jp/0205/2012/12/07/168495.html

 久しぶりに100kmウォークの会へ出かけた。今日のコース名は「麻生の都県境と真光寺川沿いを歩く」である。コース名からは特に魅力を感じなかったが、ともかく、川崎市麻生区の西部地区は行ったことがないので、元気なうちに一度は見ておこうと思った。

 小田急新百合ヶ丘駅は、多分、我が家からは神奈川県内で最も遠い駅の一つであろうか。本郷台駅、大船駅、藤沢駅、相模大野駅乗り換えである。新百合ヶ丘駅近くの万福寺おやしろ公園に集合したが、万福寺というのは、大昔ここらにあった寺で地名だけが残ったらしい。

 高級住宅街を西に抜けると、突然、農道になり、みかんが方々になっている。川崎でみかんとは意外だったので、写真をとるつもりがいつの間にか通り過ぎてしまった。一枚目の写真は、ネットで見つけた近くの東百合ヶ丘での、11月のミカン狩り風景である。

 やがて、東京都稲城市との境に出たが、東京近郊でも農地がかなり残り、うっそうとした山林が多いのに驚く。もっとも、県境は丘陵地が多いので、住宅地の開発が遅れたのかも。見晴らし公園からは、大山や丹沢が良く見えたが、富士山は残念ながら頭がちょっぴり丹沢の山並みの上に覗くだけ。流石にここまで内陸に入ると、9月の台風の塩害の影響が少ないのか、紅葉が見事である。 

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http://www.study1.jp/kanto/school/B15P040/

 農地を抜けると再び住宅地となるが、麻生区は全国でも有数の高額納税者が住むところとかで立派な家も多い。研究所らしき建物がいくつか混じったりするうちに南下して、桐光学院の広大なキャンパス(写真2枚目)に出た。ウイキペデイアによれば、文武両道の先輩格の桐蔭学院を目指し、似たようなシステムを取り入れた共学の中高一貫校とか。場所柄からか私立の有名大学への進学率が高いそうだ。立派なサッカー場で少年たちが試合をやっていた。

 急な坂を南西に下ると、今度は東京都町田市に入る。ここらは、確かに神奈川県と東京都が滅茶苦茶入り組んでいる感じである。今日のコース名にある真光寺川は町田市から流れて鶴見川に注ぐ川。この川岸には遊歩道が延々と設けられている。ただ、住宅の崖に高いコンクリートの擁壁が続くので、やや殺風景であるのは否めない。なお、真光寺というのは、町田市にかって存在した寺で、これも地名だけが残った模様。帰りは小田急線の鶴川駅から。因みに、鶴川駅の北側は町田市で、南側はまた麻生区、更に南1.5kmは今度は横浜市青葉区である。

2018年11月20日 (火)

「さぶ」

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https://www.shinchosha.co.jp/book/644043/

 山本周五郎の「さぶ」(写真1枚目)を、図書館から借りて4週間放っておいて、返却期限ぎりぎりに読んだ。1963年に週刊朝日に半年連載された周五郎60歳のときの作。

 江戸下町の若い表具職人、栄二は将来を嘱望されていたが、ある日、突然無実の罪を着せられ、石川島の人足寄場に送られる。陥れた者を呪い、自暴自棄になった栄二だが、小僧時代から同じ職人仲間だった、何をやっても愚鈍なさぶのひたすらな友情に励まされ、すこしずつ生きる勇気を取り戻して行く。

 小説は最後まで、栄二の記述中心で終わり、誰が見ても主人公は栄二だが、題名はあくまでも「さぶ」である。栄二の受難と再生の物語だが、そこにさぶの無償の愛が光り、また、他の若い貧しい男女の友情の物語でもある。作者が、小学校を出てすぐ、銀座の質屋の小僧となった経験が生かされているかも知れない。プロットは内容からしてややモノトーンだが、最後のどんでん返しが凄いーーネタバレか

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https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c7/Sumida_river05s3200.jpg

 ところで、小説の半分以上の場面は、石川島の人足寄場である。そこで、石川島に興味を持って、ちょっとネットで検索。石川島は東京都中央区にある佃島の一部で、江戸時代には、佃島の北に隅田川河口の三角州として発達した島。江戸初期に石川八左衛門が徳川家光から拝領したため、石川島の名がついたそうだ。

 1790年江戸府内における無宿、無頼、乞食などを収容する人足寄場が設けられ、維新後の1895年巣鴨監獄に移転した。一方、1853年水戸藩によって造船所が設けられ、その後、石川島造船所として石川島の名を残す唯一のものとなったが、造船所自体は1939年豊洲に移転した。

 第二次世界大戦後、同造船所は石川島播磨重工業(現IHI)と改名され、造船以外の部門を扱う佃工場が残っていたが1979年閉鎖。跡地はウォーターフロント開発の対象となり、1986年着工の「大川端リバーシティ21」(写真2枚目)として生まれかわり、超高層住宅群が建設されたと。

2018年11月17日 (土)

「街道をゆく」索引ーー九州地方と海外

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https://haveagood.holiday/plans/5537 

 「街道をゆく」索引の続き。写真は東大阪市の自宅敷地に建てられた司馬遼太郎記念館で、6万冊に及ぶ蔵書があると。トラックで古本屋に行き、関係書は全て根こそぎに買ったというから凄い。インターネットがない時代の情報検索手段だったのかも。人物などを歴史時間軸でまず書き、次に街道という空間軸で整理して再活用する手法は見事である。

 索引第1部の北海道地方から中部地方のURLは、http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-5a80.html

 索引第2部の北陸地方から四国地方のURLは、http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post.html

九州

  2016.05.01 島原・天草の諸道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-2095.html

  2016.06.12 肥前の諸街道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-183a.html

  2016.06.19 壱岐・対馬の道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/http.html

  2016.07.15 豊後・日田街道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-032c.html

  2016.07.30 肥薩のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-6b32.html

  2016.08.03 沖縄・先島への道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-0980.html

  2017.01.19 中津・宇佐のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-09b3.html

  2017.02.01 種子島みち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-9d1e.html

海外

  2016.05.27 ニューヨーク散歩 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-37cb.html

  2016.08.26 韓のくに紀行 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-9e13.html

  2016.09.02 モンゴル紀行 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-365c.html

  2016.09.11 バスクとそのひとびと http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-8624.html

  2016.09.15 マドリ-ド周辺 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-ee4e.html

  2016.09.21 ポルトガル・人と海http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-5731.html

  2016.10.15 中国・江南のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-0631.html

  2016.10.23 中国・蜀のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-56da.html

  2016.10.31 オランダ紀行 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-649b.html

  2016.11.09 愛蘭土紀行 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-ecec.html

  2016.11.25 台湾紀行 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-7d28.html

  2017.02.14 耽羅紀行 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-33e8.html

「街道をゆく」索引ーー北陸地方から四国地方

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https://buyee.jp/item/yahoo/auction/o264471287?lang=en

 「街道をゆく」索引の続き。写真はNHKスペシャルが、1997年から放送した「街道をゆく」のDVD全19巻。海外まで含めて、全てがドキュメンタリー番組として映像化されているが、台湾紀行だけはちょっと司馬の意見が政治問題化したとかでオミットされている。

索引第一部の北海道地方から中部地方のURLは、http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-5a80.html

索引第三部の九州地方と海外のURLは、http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-76b5.html

北陸

  2016.03.20 越前の街道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-b9d2.html

  2016.06.07 佐渡のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-db0a.html

  2016.06.27 北国街道とその脇街道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-fa42.html

  2017.03.13 潟のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-8d75.html

近畿

  2016.03.27 神戸・横浜散歩 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-eb0e.html

  2016.04.02 近江散歩 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-0956.html

  2016.04.06 奈良散歩 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-ca89.html

  2016.06.15 十津川街道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-3e68.html

  2016.06.29 甲賀と伊賀のみちhttp://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-6227.html

  2016.07.03 大和・壷坂みち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-e80d.html

  2016.07.06 明石海峡と淡路みちhttp://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-5d8d.html

  2016.09.28 嵯峨散歩 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-5906.html

  2017.01.25 播州揖保川・室津のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-079e.html

中国

  2016.03.26 芸備の道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-d3c9.html

  2016.07.13 砂鉄のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-434a.html

  2016.07.25 長州路 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-f000.html

  2016.12.16 因幡・伯耆のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-c6d7.html

 

四国

  2016.04.18 南伊予・西土佐の道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-f2ef.html

  2016.12.21 脱藩のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-99b1.html

  2017.01.16 阿波紀行 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-b8e3.html

 

「街道をゆく」索引ーー北海道地方から中部地方扁

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https://middle-edge.jp/articles/I0001209

 「街道をゆく」はご承知のように、司馬遼太郎(写真)の紀行文で、週刊朝日に1971年から実に1996年の急逝まで25年間も連載され、単行本は43冊に及んだ。ウサギさんは単行本は全部買ったが、家を建て替えたさいに全部処分してしまった。その後図書館から全集で借り、再度読み直してこのブログに概要を載せてきた。多分、90%はカバーしたと思うが、先日、ブログを読もうとしたら、検索が面倒で往生した。そこで、街道を地方別に整理して、URLをつけて引きやすくした。つまり、本ブログは自分の索引用だが、結構情報量が多くて、ブログの制限から3部に分けてある。

2部目の北陸地方から四国地方扁のURLは、http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post.html

3部目の九州地方と海外扁のURLは、http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-76b5.html 

北海道

  2016.04.24 北海道の諸道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-0960.html

  2016.11.19 オホーツク街道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-5932.html

東北

  2016.02.23 青森の縄文遺跡 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-6c37.html

  2016.03.04 北のまほろば http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-0c2b.html

 2016.06.02 羽州街道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-fb53.html

 2016.08.07 陸奥のみち http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-75c2.html

 2016.09.30 仙台・石巻 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-448f.html

 2017.01.09 奥州白河・会津のみちhttp://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-6111.html

 2017.02.19 秋田県散歩 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-505f.html

関東

 2016.03.12 三浦半島記 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-639d.html

 2016.05.12 本所深川散歩http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-168e.html

 2016.05.17 神田界隈 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-ea0d.html

 2016.05.25 本郷界隈 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-4ef7.html

 2016.07.18 甲州街道 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-fbf9.html

 2016.12.26 赤坂散歩 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-3b33.html

中部

 2016.03.13 濃尾参州記 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-045c.html

 2017.03.19 信州佐久平みちhttp://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-8123.html

 2017.03.26 飛騨紀行 http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-f8a0.html

2018年11月15日 (木)

宇宙望遠鏡

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https://rika-net.com/contents/cp0320a/contents/rekishi/answer05/index.html

 今月は、たまたまだが、やけに宇宙望遠鏡関係の記事や本を読んだ。まず、学士会会報で伊藤和行氏の「ガリレオの見た新しい宇宙」である。伊藤氏は北大の学部と東大の修士課程は両方とも理系の出身だが、京大の博士課程は文学で、現在は京大の文学研究科教授である。1609年、ガリレオは写真一枚目の望遠鏡による天体観測で、月表面の起伏、天の川が星の集まりであること、木星の衛星などを僅か2か月間で発見した。当時は地上界と天上界とは全く別物と考えられていたので、このガリレオの発見は、全く新しい宇宙像の出現と思われたらしい。我々にとって現代では当然のことが、当時はそうでないことに、過去の科学文献を読む際は、特に注意が必要と。

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https://www.astroarts.co.jp/news/2001/04/10nao430_alma/index-j.shtml

 2件目は同じ学士会報で、立原研悟名大教授の「究極の電波望遠鏡ALMA」。ALMAは、チリの標高5000mのアタカマ砂漠に設置された巨大な電波望遠鏡(写真2枚目)。2011年に運用が始まってから、その高い分解能と感度で、原始惑星円盤など画期的な成果を挙げているらしい。66台のパラボラアンテナは、高速高精度に駆動され、突風や温度変化などの環境の変化にも補正でき、二つのアンテナ間の相互相関が超高速のスパコンで処理されると。22か国の共同プロジェクトで日本の出資は250億円、年間負担は30億円とか。

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 ところで、栄図書館で「宇宙物理学者がどうしても知りたい12の謎」(2012年、スティーヴン・ウェップ著、写真3枚目)を見つけた。題名からして、宇宙の謎の話かと思って借りて見たが、意外にも宇宙望遠鏡の詳しい話で、素人向け解説書どころか、レベルの高い専門書であった。よしゃ良いのによく分からぬまま終わりまでともかく読んで見た。

 1つ目の謎は、宇宙開闢時から何分の1秒以下の超短時間のインフレーションである。インフレーションは真にあったのか、あったとすればどう始まり、どう終わったのか? 衛星軌道に打ち上げられた最新のマイクロ波観測機がそれを明きらかにすると言う。なお、下手の横好きで、本ブログにも過去結構関連の記事があるので紹介する。(参考)2015.5.21「インフレーション理論」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-8031.html

 2つ目の謎は、宇宙の全質量の23%を占めるダークマターである。地下深くに設置された装置で、ダークマターの検出が試みられている。日本ではキセノンを使った神尾鉱山地下のXMASSプロジェクトが挙げられている。(参考)2016.11.30「宇宙を創るダークマター」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-e630.html

 3つ目の謎は、宇宙の全質量の72%を占めるというダークエネルギーだが、これが皆目何者か分からないそうだ。つまり、宇宙のほとんどはその成分からして分かっていないのだ。従って、ダークエネルギーの検出は、各種の観測装置を総動員するしかないと。

 4つ目の謎は、ブラックホール。そもそも、光を出さないので見るのは難しいが、X線望遠鏡が要である。(参考)2014.10.11「ブラックホール」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-49e1.html

2017.6.1「巨大ブラックホール」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-252b.html

 

 5つ目の謎は、とんでもなく高いエネルギーがある宇宙線は、宇宙のどこから来るのか? 新世代の宇宙線観測装置が答えを出すと約束するよし。

 6つ目の謎は、ニュートリノだが、神岡鉱山の地下のカミオカンデで、すでに1987年に検出されている。(参考)2015.5.21「ニュートリノ振動」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-61b0.html

 7つ目の謎は、宇宙で最も明るい現象であるガンマ線バースト。何がこの爆発を起こしたのか? 地球を周回するガンマ線望遠鏡が答えを出す筈と。

 8つ目の謎は重力波。レーザー光による検出装置LIGOの紹介があるが、この本が出た後の2016年に重力波は検出されている。(参考)2015.11.3「重力波」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-d61f.html

2016.3.6「やったぜ! LIGO(ライゴ)」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-d62b.html

2016.11.21「KAGRAプロジェクト」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/kagra-49af.html

 9つ目の謎は、普通の物質は宇宙の質量の5%しかないが、その半分は実は見えず、どこにあるのか分からない。コズミックワイド・ウェブとかいうのが候補らしいが、この発見の決め手は紫外線望遠鏡とか。

 10番目の謎は、宇宙に太陽系以外の惑星があるか? これを解いたのは赤外線望遠鏡。(参考)2016.9.27「系外惑星」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-2973.html

 11番目の謎は、地球型の惑星が存在するか? これに劇的な成果を出したのは、2009年にNASAが打ち上げたトランジット法を用いたケプラー探査機。(参考)2017.7.12「第二の地球」

http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/2-7498.html

 12番目の謎は、地球外知的生物は存在するや? 電波望遠鏡を使ったSETI計画で、全宇宙を50年以上探ってはいるがーー。(参考)017.12.27「コンタクト」http://joudeki.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-1344.html

2018年11月14日 (水)

二刀流

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018111301001395.html

 今朝の新聞は、二人の二刀流のスポーツ選手の報道でにぎわっている。一人はアメリカ大リーグ新人王となった大谷翔平、もう一人は冬季オリンピックで、スノボー・ハーフパイプの連続銀メダリストである平野歩夢。

 大谷翔平(写真一枚目、エンゼルス)は、投票新聞記者30票のうち25票を得てア・リーグ新人王に選ばれた。打率2割8分5厘、22本塁打や、4勝2敗、防御率3.31、63奪三振はまあまあだが、何よりも投打の二刀流が高く評価されたらしい。新人王は、野茂(1995年)、佐々木(2000年)、イチロー(2001年)に続く快挙。なお、たとえ日本で実績があっても、大リーグでは新人扱いとなるそうだ。

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http://thaisbaby.com/?p=17665

 一方、平野歩夢は、2020年の東京夏季オリンピックから、スケボーが正式種目になるので、専門のスノボーから一転してスケボーに挑戦するそうだ。写真2枚目のように、横乗りのボードスポーツには、左からサーフィン、スケボー、スノボーと3種あり3Sと呼ばれると。3Sには共通した要素があるが、勿論全然別のスポーツらしい。スノボーとスケボーの二刀流はなかなか難しいが、平野の父は新潟村上市のスケートパーク経営者で、4歳の頃からスケボーは慣れ親しんできたし、スノボーの試合には今でも必ずスケボーを持参する様子。

 面白いのは、2006年、20010年、2018年冬季オリンピックのハーフパイプで、金メダルをとったアメリカのショーン・ホワイトも、東京オリンピックで、スケボーに出場する見込みとか。冬の宿敵対決が今度は夏に実現するかも。なお、日本人で夏冬両方のオリンピックに出た二刀流使いは、橋本聖子、関ナツエ、大菅小百合(いずれもスピードスケートと自転車)、青戸慎司(陸上短距離とボブスレー)などがいると。

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https://matome.naver.jp/odai/2143511503052741801

 ところで、スポーツ以外にも二刀流使いの人は多いであろう。ウサギさんのいた会社で有名な技師長がおられたが、この人は文系の出身であった。特に、医者に立派な両刀使いの方が多いような気がする。森鴎外は陸軍軍医総監だったし、斎藤茂吉は青山脳病院長である。意外に知らていない?のが、手塚治虫で医学博士である。また、囲碁棋士の坂井秀至八段(写真3枚目)は、灘から京大医学部卒の医学博士で、アマ世界選手権者となるなどの趣味が高じて?28歳でプロ棋士に転じた人である。

  

2018年11月11日 (日)

ブランド力

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https://自分に合った生命保険選び.com/hokengaisya-list/mitsui/1243

 現役の頃、当時は外部の人が自由に会社の事務所に入れたので、昼休みには生命保険のおばさんたちが年中勧誘に回って来た。そこで、同じ三井グループということもあり、三井生命に加入したが、来春には三井生命の名を変えると言う。三井生命は経営が思わしくなく、日本生命の子会社になったが、三井の名を三井グループとしては使わせなくするらしい。日生はブランド力のある三井の名を希望していると。たしかに新しい名前では、集客力は当面落ちるに違いない。

 ところで、三井財閥の発祥である超名門の三越は、これも経営悪化して、伊勢丹の軍門に下ったが、三越のブランド力が効いたのか、社名は三越伊勢丹である。こちらは、三井でないので三越の名は許された? 一方、三井銀行も破綻しそうになり、住友銀行に救済されたが、これも国内ブランド力が、住友より三井が上と判断されたのか、名は三井住友銀行である。ただ、海外では勿論Sumitomo Mitsui。本来、三井グループのブランドルールでは、三井は使えず住友XX銀行の筈だが、三井グループの家元だから銀行は例外?

 銀行と言えば、一昨日、中期計画をまとめて発表した三井Gの東芝の車谷CEO会長は、三井住友銀行の副頭取からの転身。もともとは三井銀行入行だから三井系の人ではある。まさに、東芝は事実上銀行管理下に入った訳だが、東芝のような巨大企業を理解するのは大変である。今回の中計は、ともかくリスクある事業の売却・撤退と人員整理のリストラが中心で、新規ビジネスは後発事業のIOT、ビッグデータなどのバズワードを並べたに終わった。もし銀行員の感覚で今後事業を進めると、事業は縮小均衡に陥りがちである。

 最近、東芝の冷蔵庫を買い替えたが、白物は中国の旧美的集団に売ったはずだが、ブランド名の東芝はまだ生きていた。サービスなどは旧東芝の社員がやるらしいので東芝の冷蔵庫にしたが、薄型でおサルさんも気に入ったようだ。東芝と言えば、夏にもおサルさんのPCが壊れて修理に出した。東芝のPC事業はシャープ(台湾鴻海)に売ったので心配したが、ちょっと手間取ったものの無事直った。なお、東芝のPCブランドもまだ生きているらしい。

 全般に、三井グループの企業の衰退が目立つ。ただ、長い歴史と信用のある?三井や東芝のブランド力だけは残っているのだ。しかし、三井Gにも、外様のトヨタ自動車のような例外がある。元気なトヨタは、もう三井Gではなく、トヨタGと思っているであろうか。

2018年11月 8日 (木)

らくらくスマートフォン

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http://www.janpara.co.jp/buy/search/detail/?ITMCODE=143368

 らくらくスマートフォン(写真)と言うのは、DOCOMOが2012年に発売した、シニア向けの使いやすい機能限定のスマホである。1999年の前身ガラケーのらくらくホンに次ぐもので、いずれも富士通製である。ウサギさんは両方使ってきたが、普段は主にPCを使って、スマホは正直言って余りなじみがない。

 従って、間違っているかもしれないが、「らくらく」の機能限定の主なものは、アプリのダウンロードが不可な事ではないか。ただ、銀行などへマイナンバーをスマホで読まして送ることができない位で、ウサギさんは余り困っていない。むしろ、ウイルス対策になるので、年寄りには良いようにも見える。

 電話も固定電話を主に使うし、メールやインターネットはPCだから、スマホは何に使おうかと思っていたら、最近、便利な用途を発見した。意外にも目覚まし機能である。孫のウシさんのお迎えの時間が、曜日ごとに時間が違うので、年寄りの時間チェックに最適である。便乗して庭の水まき、洗髪の時間なども登録してある。時々、何の時間だったか忘れて、「お風呂が沸きました」のように、スマホももっとしゃべったらとも思う。

 スマホは元来は通信端末の筈だが、目覚まし以外にも、万歩計、電卓などにも便利に使っている。中でも年寄には意外にメモ帳が役立つのでは。病院の休診日、服用中の薬名、過去の手術歴などちょっとメモがあると便利である。多種あるID番号、暗証番号などのメモは役立つが、万一のリスクを考えて、自分だけ分かる二重の暗号化も必要か。スマホのカメラは、解像度が上がって、事実上普通のカメラはもう不要ではないか。出かけた時などちょっと撮影すれば、日記としても大いに役立つし、バスの時刻表を撮っておくと意外に役立つ。シニアには、拡大鏡も何かと便利。

 スマホがあれば、時計もファッション以外にはもう不要だし、シニアは毎日が日曜日だから曜日で生きているので、日にちが分るスマホは特に有難い。時々、平成何年か表示して欲しいときさえある。辞書は、特に和英が役立つ。ただ、スマホのインターネットも百科事典代わりに結構使う。検索キーワード入力の音声認識は素晴らしい。電話帳はあまり使わないが、記録簿として有益である。その他、地図、テレビ、ゲームなどの機能もあるが、ほとんど使っていない。宝の持ち腐れだが必要性が今のところないので仕方がない。また活用法を研究しよう。

 それにしても、スマホはスマート(頭が良い)である。カメラ、カーナビ、時計、電子辞書、電卓、万歩計、目覚ましなどの業界は、スマホが今後一段と進化すると、どうなるのか心配である。

2018年11月 6日 (火)

エネルギー問題入門

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 久しぶりに藤沢のジュンク堂へ行った。「カルフォルニア大学バークレー校特別講義ーエネルギー問題入門」(リチャード・ムラー著)が目につき、学生の人気ナンバーワン教授とかにつられて、余り考えないで買ってしまった。原著のタイトルを調べるとEnergy   for Future   Presidentsとあり、アメリカのエネルギー政策技術顧問用である。事実、著者は物理学教授だが、米国エネルギー省、NASA、国防省の顧問とか。

 ご承知のように、エネルギー問題は、エネルギー安全保障、地球温暖化、原発問題などどれをとっても、決まった解がなく多様な意見が百出して、まさに政治問題そのものである。また、原発や環境関係の事故などが一度起これば、マスコミは過剰に反応し、政府や企業や諸団体はそれを自己に有利になるように解釈して利用するので、真実が分らなくなりがちである。そこで、本書は米国トップが間違えないようエネルギー関係の正しい情報を提供するのが目的とか。(ウサギさんの注:2012年と若干情報が古く、著者の米国中心の大いなる偏見?も入っているので、日本人の中にはカチンとくる人もいるかも)
 福島原発事故は、その後の世界の原子力政策に多大な影響を与えて来たが、幸い避難が早かったこともあり被曝者は少なかった。津波で1万5千人が亡くなったことを考えれば、むしろ原発が意外に堅牢であったとも言える。むしろ、問題は日本政府がその後全ての原発を停止したことで、その損失は計り知れない。この本とは無関係だが、著者はNHKの「バークレー白熱教室」に出演のため、2014年に来日した。その際の発言に、「福島の放射能レベルは、すでにアメリカのデンバーより低いので、避難はもう不要である」。浜岡原発を見学して、「想定される津波の高さを遥かに超える高さの防波壁はかえって不安を呼ぶ」。
 トランプ大統領ではないが、著者も長い間、地球温暖化なんて嘘っぱちさ、関係研究者が研究費が欲しいだけなのさと思ってきたらしい。ウサギさんも、10年以上前、英会話N校のアメリカ人先生から、米国で地球温暖化などというと、笑って相手にされないと聞いたことがある。ところが、2007年、国際調査委員会(IPCC)は、過去50年間に地球は温室効果により摂氏0.64度上昇したと発表した。そこで、著者たちは独立の研究機関を、ビル・ゲイツなどの支援を得て設立し、IPCCのデータが正しいか検証したと言う。つまり、気温の全測定点38866地点から、IPCCは7280か所のみを選んだが、これらは都市部が多かったので、バイアスがかかっていると疑ったのだ。結果は、著者等にとっては全く意外にもIPCCは正しかった。つまり、頑固者の著者も流石に地球温暖化を認めざるを得なかったのだ。ただ、海面水位の上昇はデータとして認めるが、ハリケーンが増えたなどの気候変動との関係は認めないそうだ。
 エネルギー問題は突き詰めれば、エネルギー安全保障と、地球温暖化の二つに尽きる。アメリカのエネルギー安全保障は、シェールガスのお蔭で、天然ガス+石炭+石油の埋蔵量では、今やアメリカはロシア・中国を遥かに凌ぐエネルギー資源大国であり、エネルギー不足が脅威ではない。問題は石油不足であり、この石油輸入の膨大な貿易赤字対策として、シェールガスやシェールオイルを速やかに開発し、ガソリンに代わる合成燃料の生産体制を整える必要がある。
 一方、地球温暖化の主因は、中国などの発展途上国で石炭の使用が急増していること。その対策では、石炭から天然ガスへの大規模な転換を図ることが重要。天然ガスが出すCO2は石炭の50%であり、天然ガスのコストはほとんどの代替エネルギーより安い。有力な天然ガスの一つであるシェールガスは、アメリカだけではなく、中国など世界中に埋蔵されている。ただ、環境汚染水問題を解決する必要がある。
 将来のエネルギー問題解決のキー重要技術は、シェールガス、シェールオイル、合成燃料、省エネ(断熱材・LEDなど)、ハイブリッド車、スマートグリッド(知的な電力網)など。また、急発展する可能性があるものは、太陽光発電、風力発電(送電網の改良込み)、小型原子力発電、電池、バイオ燃料、燃料電池、フライホイールなど。一方、将来性がなく、もし補助制度があるのなら打ち切ったほうが良い技術は、水素経済(例:水素自動車)、電気自動車(バッテリー交換コストが高過ぎる)、コーン・エタノール、太陽熱発電、地熱・波力・潮力、メタンハイドレート(実用化は遠い将来)、藻類バイオ燃料など。
 最後に、「エネルギーとは何か」という物理学者らしい章があるが、実は、ここがこの本では一番面白いところ。物理学にとっても、エネルギーは時間とならんで掴みどころのないものだと言う。例えば、様々な物質の重さ当たりのエネルギーを計算すると、ガソリンはTNT火薬の実に15倍のカロリーがある。では、何故、岩を砕くのに我々はTNTを使うのか? それはTNTはそのエネルギーを遥かに速く放出できるから。つまり、時間当たりの仕事率が高いためだそうだ。質量はエネルギーである(E=MC^2)とかの説明が続くが、大統領になるような人は、この章は読まなくて良いとあるのでもう止める。

2018年11月 4日 (日)

ハロウィーンとカトリック

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 今頃ハローウィンとはちょっとピンボケ記事だが、先週、ウシさんを小学校のキッズクラブの迎えに夕方行って、マリオの仮装姿にびっくりした。最近は公立の小学校でも授業中に、ハローウィン・パーティをやるらしい。昔なら考えられない学校の変化である。

 ところで、また英会話のS校の話だが、イギリス人先生の話では、ハローウィンはカトリックと関係があると言う。だが、もともとケルトの異教文化で、キリスト教とは無関係と思っていたので、ネットで今更だがお浚い。

 たしかに、ハローウインは、もともとケルト人の「サウィン祭り」が発祥だが、Halloweenと呼ばれるようになったのは、カトリックと関係があるようだ。7世紀ごろ、カトリックでは11月1日を「諸聖人の日」(All Hallow's)と決めたが、その前夜祭を「サウィン祭り」としたらしい。これには二説あって、ケルトの収穫祭でもある「サウィン祭り」を、カトリックに取り込もうとした説と、反対に潰そうとした説。しかし、カトリックの意図とは別に、ハロウィーンはその後、民衆のなかに深く結びついた。現代では、キリスト教はハロウィーンとは完全に無関係とするそうだ。

 やがて、ケネディ家のように、アメリカへ大量のアイルランド人が移住し、つれてハローウィンはアメリカの商業主義にも助けられてアメリカで花開く。アイルランドのカブに代わって、カボチャがジャック・オ・ランタンに使われ、仮装した子供がトリック・オア・トリートと言って、家々を回るようになった。なお、日本の子供は今や全員がトリック・オア・トリートの意味を知っているであろう。

 日本では、1990年代後半の東京ディズニーランドのイベントなどから、急速に流行りだしたとか。ただ、仮装した若者が集団で騒いだり、家族や子供が仮装してパーティを楽しむなど、アメリカの子供たちの他家への訪問や、カボチャの風習とは違った日本独特のスタイルである。

 日本の行事には、クリスマス、バレンタインなど外国輸入が増えているが、考えてみれば、端午の節句、七夕などもほとんどが、昔、中国から渡来した風習ではないか。だいたい、漢字、仏教、カタカナ英語、科学・技術などの文化は輸入が大半である。

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