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2018年11月29日 (木)

ゴーンと英国EU離脱

Mjuimages

https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/112800906/?ST=smart

 毎朝の新聞トップ記事は、ずっと日産のゴーン(Ghosn)のスキャンダル関連だが、最近、英国のEU離脱(ブレグジットBrexit)記事が、ぼつぼつ混じるようになった。この二つの大事件は全く無関係と思っていたが、日経ビジネスによれば、この二つは英国日産社にとっては大問題らしい。「風と共に去りぬ」(Gone with the Wind)をもじった、Ghons with Brexitとならぬ様に祈る。

 日産の英国工場(写真)は、イギリス東北部のニューキャッスル近郊のサンダーランドにあり、年間生産台数は50万台で、全英国の30%を占める大工場。80%はEUなどへ輸出しており、イギリス最大の輸出貢献企業の一つだそうだ。1984年スタートだから、創立時はゴーンとは無関係だが、ここ20年近くゴーンが英国政府首脳と関係が深かったこともあり、今後、日産のトップがどうなるかを、7000人の従業員は固唾をのんで見守っていると言う。というのは、この地域には他に目ぼしい働き場がないからとか。

 一方、英国のEU離脱については、EU首脳会議で離脱協定案と政治宣言案が承認された。しかし、英国にとって不利な協定案だとして、英国議会が否決する可能性が高まっている。その場合は、離脱条件などで合意することなく、2019年4月より無秩序に英国がEUから離脱し、今は不要な通関手続きや関税が生じる事態になりかねない。

 これはサンダーランド工場にとって最悪のパターンである。同工場は多くの部品を欧州各国から調達している。通関手続きや関税の導入は、トラックが長蛇の列をつくるなど物流を混乱させ、生産コストの上昇を招いてしまう。そのため、英国日産の生産台数は縮小される可能性が高い。さらに悪いことに、最近、英国日産の業績が悪化しているので、Brexitはこれに追い打ちをかけることになると。

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