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2016年9月27日 (火)

系外惑星

Derimages
http://gigazine.net/news/20160825-how-dangerous-breakthrough-starshot/
 
 またもや、サイエンスzeroである。ナビゲーターの竹内薫氏が、10年以上前の朝カル新宿で、「ファイマン物理学」などのウサギさんの先生だったせいか、女優の南沢奈央さんが気に入ったせいかは分からないが、ともかくサイエンスzeroに嵌っている。
 
 先月末に、宇宙関係者にとって一大ニュースがあったらしい。太陽系外にある系外惑星「プロキシマb」が発見されたのだ。系外惑星は、これまで3200個ほども見つかっているが、プロキシマbが特別に注目を集めた理由が2つある。一つは岩石・水など地球の環境に似ていて、生命が存在している可能性が高いこと、二つは地球から4.2光年と、最も地球に近いことだそうだ。
 
 プロキシマbの主星プロキシマ・ケンタウリは、ケンタウルス座の3連星ケンタウルスアルファ星に属する小さな赤色矮星。プロキシマというのは、最も地球に近いという意味。今回、プロキシマ・ケンタウリの微小な周期的な変動を観測して、11日間で周回する惑星プロキシマbを発見したと言う。
 
 プロキシマbは、地球の1.3倍の質量で岩石からなり、温度は摂氏30度~マイナス90度と推定され、水がある可能性が高いと。要するに地球と非常に似た環境である。だだ、紫外線やX線などは異常に強いので、たとえ生物が誕生しても、その進化の速度は地球よりはるかに速いかも知れないと。
 
 ところで、今回のニュースと全く別に、今年4月に、例のホーキング博士などが、驚天動地の「スターショット」計画を発表している。地球から4.4光年先のケンタウルスアルファ星へ宇宙探査機を飛ばすと言うもの。むろんこのアルファ星は、今回のプロキシマ・ケンタウルの仲間である。一方、映画「アバター」の舞台は、アルファ星の惑星の架空衛星パンドラとか。
 
 スターショット探査機は、上の写真のような平たい四角推の薄い帆に、地球から強力なレーザー光線を当てて推進し、光速の20%の超高速度を得る。カメラや通信機器は先端の僅か数ミリサイズのチップ・コアであり、探査機全体の重量は数グラムしかないと言う。ただ、開発に20年、飛行に20年、写真の電送に4年、最短でも44年先の気の長い話ではある。NHKキャスターたちも、100歳と70歳になるので、もう少し早くならないかとぼやいていた。
 
 なお、この計画のスポンサーは、ロシア人のベンチャー投資家のユ-リ・ミリナーと言う人。FACEBOOKの実質オーナーで、今回1億ドルを出すと言うが、計画はその百倍はかかるそうだ。レーザー照射機も多数必要だし、もし軌道が外れると修復はできない、星間ガスにぶつかるかもしれないので、魚の放卵ではないが、1000個くらいの探査機を打ち上げる必要があるらしい。
 

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